June 02, 2005
レッサーパンダが立つ必要のないレイアウト
どうやら5月いっぱいでブナ君はハゲ止まったようです。
相変わらず細身(というよりヒョロヒョロ)ではありますが、茶色の毛が抜けて灰色の毛が見えている部分が見当たらなくなりました。
これからがブナ君の面目躍如。
夏の美ブナに向かってまっしぐらだー!
写真は江戸川区自然動物園のレッサーパンダ放飼場の中央にある大きな岩から、身を乗り出して人間観察を行うブナ君です。
限界ギリギリまで前に出て来ています。
ブナ君の人間に対する関心は、決して低くないようです。
この岩は来園者の顔の位置と殆ど変わらない高さなので、ブナ君は立ち上がらなくても写真のように人間観察ができます。
この写真はレッサーパンダ放飼場の遠景です。
一枚目の写真の岩はログハウス風の小屋の右手前にあります。
この写真を見ると、如何にブナ君が前ギリギリまで出て来たかが判るかな?
ちなみにレッサーパンダ達が好んで登る木は左側の背の高い木です。
写真では上の方にロン君がひっかかっています。
ロン君は生後三ヶ月、放飼場デビューの日にこの木のてっぺんまで登ってしまい、母親のユウユウちゃんと地上から見上げる人間どもをヒヤヒヤさせました。
掘り下げ式レイアウトの放飼場だった場合、レッサーパンダは外を覗き見たくて立ち上がるそうですが、このように江戸川区のレッサーパンダは遠くを見る為に立ち上がる必要はありません。
最も低い場所にいても、見学客との仕切りは透明アクリル板だから向こう側は透けて見えるのです。
だから何度も言うけれど江戸川区のレッサーパンダが立たないからといって、裏切られたように「なあんだ」なんて言わないで下さいね。
そもそもレッサーパンダ・ファンの間で風太君が噂になったのは、立ち上がるからではなくて、立ち姿がとりわけ見事だったからなのです。
それが「レッサーパンダが立つこと」に世間の関心がすり替わった事に、違和感を感じずにはいられません。
Comments
りお:
ブナくん、これから美しい夏毛になるのかな?
関心がすり替わったといえば、「立つ動物」特集にもなりましたね・・・(−−;)
関心がすり替わったといえば、「立つ動物」特集にもなりましたね・・・(−−;)
(June 02, 2005 11:24 P)
yo-co:
昨夏の関東地方は20日以上の連続真夏日が続きましたが、人間でも出歩きたくない炎天下の下
ブナ君は外を歩き回っていて、その時ツヤツヤで赤茶色に輝く毛並みがとても美しかったのを覚えています。
たぶん一ヶ月後には夏ブナが完成していることでしょう。
ブナ君は外を歩き回っていて、その時ツヤツヤで赤茶色に輝く毛並みがとても美しかったのを覚えています。
たぶん一ヶ月後には夏ブナが完成していることでしょう。
(June 03, 2005 12:06 P)