May 06, 2003

頑張るブナ君に人々の歓声が

buna

跳ねています、ぶな君。本当はハシゴから飛び下りた所だけれど、まるで姿はイタチのようです。そして尻尾はマラカスのような形です。

この日、ぶな君はスズメに向かって同様のジャンプを試みておりましたが、スズメは余裕で逃げて行きました。

毛がフッサフサのぶな君ですが、尻尾だけは冬毛から夏毛に生え変わる過程が極端に出てしまったようです。
ぶな

さて、レッサーの尻尾の地膚は尻尾の毛と同様の縞模様なのでしょうか…?
ブナ

本格的に暑くなる前に、5月はレッサーパンダを観察する最適の季節かと思いきや、この時期は冬毛から夏毛に生え変わる時期に当たるようで、毛並みはボサボサ、毛の色もまだら模様になっていたりしてちょっとミジメっぽいです。他の季節には滅多にグルーミングの様子を見せないぶな君も、最近はしきりに体中を掻き掻きしています。そしてよく見ると、後ろ足が身体を掻く度に細い毛が風に乗って飛び散っていました。
ブナ



レッサーパンダエリアの前に珍しく人だかりがしていて、何度も歓声を上げています。ぶな君が小屋の屋根に上って、足を滑らせながら一生懸命に高い位置の笹を食べようとしているのです。
ブナ

▼やっと前足が届く所に生えている笹。ズルッと前足が滑る度に地面に落ちそうになって、人々からはワァッという歓声が。
頑張るブナ
そして、よく見ると小屋の中ではメイメイ様、爆睡中。ぶなが屋根の上でバタバタ音を立てても、ピクリとも動きませんでした。

おっとっと… つい近くの笹を食べてしまう
ブナ
▲大きく前足を滑らせてしまい、苦し紛れに近くの笹をつかんだぶな君。後足の方もこの傾斜では立っていられなくて、ガシャガシャと爪で音をたてて足踏みしては、屋根から落ちないように頑張っていました。

いつもだったら小屋の中では腹這いになって上品にお休みになっているメイメイ様。でも今日は陽気がいいせいか、足を投げ出して熟睡のご様子。そして小屋の後ろでは、高い所にある笹の葉を諦められないぶな君が未練たらしそうに見上げています。
ブナとメイメイ
Posted by redpanda at 10:50 P | from category: 江戸川区自然動物園 | TrackBacks
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