March 16, 2003
メイメイ様とブナ小僧
樹上生活が様になっている、ぶな君。もう住宅地の中の動物園に住むレッサーパンダには見えないぞ。
ボクの格好いいポーズ、見てくれましたか。
いつもはお気に入りの小屋まで最短距離を行くのに、今日はお庭を一周している。今日のメイメイ様は御機嫌でおじゃる。
やっと判りました。ぶなが痩せているのではなく、メイメイ様がお太りあそばしているのです！しかもこの鮮やかな毛色ときたら…！
メイメイ様がお気に入りの場所に行く途中に立ちはだかる、ぶな！道を譲るのはどちらか…？
って、決まってるやん。この後、ぶなは180度向きを変えてもと来た道を戻ったのさ。
ぶなだったら20秒で移動する所を２分かけて、ゆるゆるとお気に入りの小屋に到着あそばすメイメイ様。何となくご機嫌なのが判る表情。
「ここが妾（わらわ）のお気に入りの場所なのじゃ、ウフ」とご機嫌麗しいメイメイ様。しかし死角には無邪気な顔をした小僧がヒタヒタと…！
メ「小僧、よう来たのぉ。饅頭でも食べていくかえ？」と機嫌良く仰っているように見えますが、それはメイメイ様のお顔立ちのせい。本当は口を開けて威嚇しているのです。そしてメイメイをチラッと見て通り過ぎるぶな君。
安佐（広島県）にいる（いるのか？）お父さん・お母さん、ぶなはこんなに凛々しく男前のレッサーパンダに成長しました。三本足で静止するのも得意技の一つです。
自分の身長くらいの落差のある枝に跳び移る瞬間。短い両足の踏ん張り具合が力強い。こういう場面を見ると、樹木あってこそのレッサーパンダだと思う。
余裕の表情で高い枝に飛び乗ったぶな君。樹木の中ではいつも凛々しい表情なのです。しかも両足がモデル立ちになっているぞ。
数少ない、美美（メイメイ）さまのマトモな写真。
たま〜に目をパッチリと開けていらっしゃる時があり、そうするとお客からは「可愛い！」という絶賛の嵐が。それを当然のような表情でお聞きあそばしているのがこの姿。
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