November 25, 2002

右側が生後4ヶ月の子レッサー

実は11/21(木)は有給休暇を取得して多摩動物公園へ、今年生まれの赤ちゃんレッサー見学と紅葉鑑賞に出かけたのだ。

レッサーパンダは6〜7月にかけて生まれ、三ヶ月ほど経過した頃に急に大きくなるんだって。大きくなるまではカラスにさらわれたりするので外には出せないらしい。それでどこの動物園でも10月は子レッサー公開&名付けラッシュになるわけです。

パンダのチュー

写真の子は6/20に生まれたのと一人っ子である為に成長が早く、最早意識して比較しないと親レッサーとの見分けが付かない(写真だと子供の方がデカく見える)。

レッサーは一度に1〜2匹の子どもを産む。この日も別の区画では今年生まれの双子と昨年生まれの双子が公開されていたが、兄弟・姉妹同士でじゃれ合って遊んでいる。



写真の子(タンポポちゃん)は一人っ子なので遊び相手は専らママレッサー。今回が初出産だった新米ママの花々(ファンファン)は本当によく子供の相手をしてあげている。写真は親子でじゃれている所。この後、遊び疲れたタンポポちゃんは間もなく丸くなってお昼寝に突入してしまったが、ファンファンは眠るタンポポちゃんをずっと舐めてあげていた。

双子のレッサーと一人っ子のレッサーじゃ、きっと性格が違って来るんじゃないかな。
とは言え、双子レッサーもママレッサーは大好き。起きている時はママレッサーの後を付いて回っているので、何処の区画(多摩には三区画3ファミリーがいる)でもお昼寝に突入するのは子供→ママ(子守疲れ)→パパの順番。パパレッサーは最後まで食事を続け、家族が寝入った後もグルグルとテリトリーを忙しく巡回し、最後に寝付く。

多摩動物園のレッサーパンダの環境の良さを考えると、お馴染み江戸川のブナくんは日本レッサーの聖地・広島安佐から、町の中にあって狭く仲間も一匹しかいない市民動物園に連れて来られてハズレくじを引いたかなとも思えます。

でも江戸川のレッサー舎は名前の看板が外された後も、見に来た人の半数は「ブナ!」と呼びかけたり「あら、きょうもブナは寝てるわ」とつぶやいたり、名前を覚えてもらって地元のペットとして愛されているよう。狭い庭に住んでいても人々に馴染まれ愛されているブナのレッサー人生も悪くはないと思いたい。
Posted by redpanda at 10:47 P | from category: 多摩動物公園 | TrackBacks
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