February 19, 2006

多摩出身のナナちゃんの夫<追悼特集3>

秋田市の大森山動物園のホームページによると、2005年12月25日に雄の健健(ジェンジェン)が亡くなったそうです。
大森山と言えば多摩動物公園からブーブーと寧々の娘、ナナさんがお嫁に行って、健健との間に5頭もの子パンダをもうけました。

ナナちゃんアップ
一歳半ぐらいの頃のナナちゃん(2002年11月撮影)。
ブーブーの娘にしては色白だし、妹のナミちゃんやノアちゃんともあまり似ていないかも。
あ、でも大きな瞳は姉妹共通ですね。

えーと、健健の追悼をしたいのはやまやまなのですが、健健について何も知らないのです。
お転婆ナナちゃんとうまくやっていける雄パンダってどんなパンダなのかなぁ、とずっと興味があって会いに行きたいと思っていました。

大森山動物園のホームページは動物個別の紹介ページで「飼育担当ニュース」と銘打ち、短いながらも情報を更新してくれるので定期的にチェックしています。
そんな中で今回の訃報を目にしました。
シンプルな作りのサイトでもこうして情報を更新して頂けると、昔なじみの動物の消息を追う事ができるので、とてもありがたいです。

<健健とナナの子供達(大森山動物園ホームページから転載)>
陸(リク)オス 2004.7.13生
風(フウ)オス 2004.7.13生
麻麻(マーマー)メス 2005.7.7生
杏杏(アンアン)メス 2005.7.7生
飲飲(ヤムヤム)オス 2005.7.7生

昨年生まれの三兄弟のネーミングは、なんとも美味しそうですわね。
麻麻ちゃんは胡麻団子(芝麻団子)で、杏杏ちゃんは言わずとも分かろう杏仁豆腐で、飲飲クンは飲茶がそれぞれ由来かな? [more...]

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February 17, 2006

さようなら、ありがとう<追悼特集1>

2月14日の記事に対して寄せて頂いたコメントから、2月12日に福岡市動植物園のイクラちゃんが亡くなったことを知りました(「か」な人さん、ありがとうございます)。
少し前から動物病院に入院していたとのことでした。

イクラちゃんアップ
(2004年4月15日撮影)

イクラちゃんと言えば、最初の1〜2年は名前のインパクトで、それ以降はイケメンぶりで人気を得ているあのカツオ&マグロ兄弟のお母さんです。
イケメンの息子達のキリリとした目は母親譲りだったんですね。
カツオ&マグロ兄弟の弟、タラくんは関東のレッサーファンにはまだ未知数の存在ですが、今後は仙台の八木山動物園で活躍が期待されます。

イクラちゃん全身
(2004年4月15日撮影)

多摩動物公園に住んでいた頃のイクラちゃんは旦那の淡々と相性が良かったみたいで、二頭で寄り添って笹を食べたり、食後は二頭揃って木のてっぺんに上って昼寝をしていました。
だからイクラちゃんが福岡へ移動したと知った時には「どうして?」と思ったものでした。

しかし福岡でコロコロという性格の良さそうな雄とペアリングの予定と聞き、どんな顔の子供が生まれるのか楽しみにしていた矢先の話でした。

イクラちゃんは1996年7月9日釧路市動物園生まれで享年9才、レッサーパンダの平均寿命よりちょっとだけ早く天国へ駆け上がって行きました。
でも彼女のキリリ系の顔は息子達にちゃーんと受け継がれています。
これからは天国からカツオとマグロとタラとその子供達を見守って下さいね。 [more...]

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February 02, 2006

ガラス越しの展示

多摩動物公園レッサーパンダ展示場中央の、ガラス張りの聖域は非っ常〜〜に写真撮影の難しい所です。
今日の写真は掲載するに忍びない物ばかりですが、これしか撮れなかったのでご勘弁下さい。

緑太郎?花花?
それでも今回はお食事タイムで運び込まれる笹の配置が変わったので、ようやくこのような写真を撮影できました。
えーと、これは緑太郎?それとも花花?
二頭並んでくれれば花花がかなり白っぽい顔なので区別できるのですが、単体だと判別できません。

緑太郎?花花?2

この展示室は我々人間がいる方が展示室の中より明るいので、ガラスへの写り込みが厳しいのです。
このようなガラス越しの展示の場合、人間がいる方を屋根や覆いなどを用いて暗くできれば、人間からは観察し易く動物側からは人間の姿が見え難くなって良いのではないかと思うのですが、どうなのでしょう?
そうできない理由があるのか、その方面に詳しい方がいらっしゃったら是非コメントを残していって下さいませ。 [more...]

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January 31, 2006

雪のトンネル

もうすぐ仙台へお嫁に行く多摩動物公園のレッサーパンダ、ノアちゃん。
ブーブー父さんの後を追ってお散歩です。
縦並び

ベッタリだった寧々母さんが亡くなってどうしているかと思ったら、ノアちゃんはお父さんを追いかけていました。
人懐っこい(パンダ懐っこい)性格なのでしょうか。
そうだったらお嫁に行っても大丈夫ですよね。

雪の中の美少女ノア
振り返るノアちゃん。
お尻の辺りの毛並みは随分と整ってきましたが、尻尾の方がまだ細い部分が残っているようです。 [more...]

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January 27, 2006

(特にお尻が)涼しげな美少女

可愛いノアちゃん。
ノアちゃん

今はお父さんのブーブーと、多摩動物公園の最も広いレッサーパンダ放飼場で暮らしています。
ブーブーが隠れ家に籠もってしまってた間も、一頭だけで放飼場中を歩き回っていました。
雪の積もった枝の下を通ったりするから、見てのとおり雪を被ってしまっています。
足元は、足の付け根まで雪に埋まっているのに全然気にしていない様子。
レッサーパンダの毛の保温力って凄いんだなぁ。

走るノアちゃん
時々走っていました。

よく見ると、ノアちゃんのお尻から尻尾の付け根にかけての部分は毛が薄くなっています。
これは夏場にできちゃったおできに薬を塗るため、この部分の毛を刈ってしまったんですって。
しばらく病院に入っていたので、夏場に姿が見えなかったんですね。

今お尻の部分は冬毛だけが生えている状態なのだそうです。
毛質のきめ細かな冬毛には、雪がより多く付着してしまうようです。
ちょっと寒そうだけれど、元気に走り回っているから大丈夫なんでしょう。

でも毛糸のパンツ(茶色希望)を履かせてあげたい、とも思ったりして。

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