June 11, 2005
足、長〜
千葉市動物公園の風太君、何度か横向きの姿を見ていて気付いた。
「足、長ぇー」
つまり立ち上がっている時じゃなくても、風太は脚をまっすぐ伸ばしているんですね。
膝が伸びてると言うのでしょうか。
地面からボディの位置が高いのなんのって！
江戸川区自然動物園のブナ伯父さんを例に挙げてみましょう。
私がこれまでに見たレッサーパンダの大部分は、ブナのように軽く膝の部分を曲げていました（あまり比較対象にならないような写真で済みません）。
でも今回私が撮影した風太の写真は、かなりの比率で四肢をまっすぐ伸ばして歩いているか立ち止まっている姿でした。
頭の中には、原人が二本足で立ち上がって、やがて完璧な二足歩行になるまでの絵が浮かび上がってきます。
膝をまっすぐに伸ばす事のできる風太は、本当に進化形なのかも。
あるいは頻繁に直立するうちに後ろ足の長さが特に成長したのだとか？
でも風太は前足もスラリと伸びているから、やっぱりレッサーパンダの進化形説を私としては採用したい。
それにしても上の二枚の写真は撮影時期は二週間と開いていないのに、どうしてそんなに毛並みが違っているのかしら。
ブナの毛が野毛山のモモタロウの尻尾の毛のように、カラスの巣材として持って行かれている訳じゃないよね？
もしブナが全身ヒョロヒョロになったのがカラスのせいだったら、さながらヒッチコックの『鳥』状態だな。
こんなバカ話のネタが尽きる前に早くブナの衣替えが終わって、ピカピカの夏ブナに変身して欲しい。
もちろん風太君だって膝を曲げることはできます。
長い脚を持て余すように折り曲げています。
（ピントがボケボケの写真をレタッチで無理矢理シャープにしたのが一目瞭然の写真です。アンシャープマスクをかけすぎると、毛並みがゴワゴワに見えてしまうのですね）
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