March 22, 2003
パーフェクトな一日
三連休のメインイベント、仙台「レッサーパンダ・牛タン・ゴスペラーズ」ツアーでございます。朝7：54東京発のこまち3号（東北新幹線）に乗り、9：40頃仙台着。
すぐにバスに乗って仙台市立八木山動物公園へ。
ここには他所様のサイトでみた超美形レッサーパンダがいるのだ。
どのように美形かと言うと、顔の毛色が背中と同じ赤茶色で顔つきも整っており、何より長くて美しい尻尾を持っているレッサーパンダなのだ。
着いてビックリ。この動物園のレッサー舎は運動場と観客との距離がとても近くて見易い。
三匹のレッサーパンダがいて、午前中と言う事もあり元気に散歩したり笹を食べたりプロレスしていた。
写真は件の美形パンダではなく、愛想がいいと評判の尻尾が短いレッサー君。小さい時にケンカで尻尾を痛めてしまったのだと思う。
13時過ぎに動物園を後にし、仙台駅近くの牛タン屋へ。
到着したのが13：30頃だというのに、まだ前に10人くらい並んでいる。お昼の営業は14時半までなのに大丈夫なのだろうか。
それでも14時前には座る事ができて1,000円の定食を待つ。
セットは牛タンとテールスープと麦飯とお新香（味噌漬の唐辛子付き）。
ここでは何をどのように書いてもこの感動は書き表せまいが、とにかく牛タンが分厚い。
１cmはある。東京の薄っぺらい牛タンとは格段の差。
しかも柔らかくてジューシー。分厚いので一切れを一口では食べられないのだが、柔らかいのでちゃんと噛み切れる。
本日ここまでで、もう既に仙台に住み着いてしまいたい気分。
ここからゴスペラーズのライブ会場まで30分弱歩いて腹ごなし。
本日の重要度はレッサー：牛タン：ゴスペラーズ＝4：1：5なので、本当はこれからが本番なのだ。
ライブは17：05頃から19：50頃までという白熱したステージだった。
最後にスタンディング・オベーションが起こり、それに対してステージ上のメンバーが動けないというか動きたくないという様子が見て取れて、それを見てさらに感動。
ライブ会場を後にしたのが19：28。帰りの新幹線が20：24。
地図にはホールから駅まで徒歩25分と書いてあるが、このような添え書きはあまり参考にならない。
たまにだが、カール・ルイスが早歩きして「徒歩25分」ではないだろうか、という事もある。
ここは冒険せずに地下鉄で仙台駅まで移動して、ホームに到着し予約した席の搭乗口に並び目的の新幹線のドアが開くまで10秒程度だったろうか。
あまりにも無駄のない行動…！当然お土産は買えなかった。資金もなかったけどね。
こんなに中身の濃い休日はどのくらい振りだろう。
そしてこんな楽しい一日を過ごせる機会が、今後我が身にやって来るのだろうか。
尚、どこにも登場していないけれど、この日は朝新幹線に乗ってから夜新幹線を降りるまで友達と一緒だったけれど、一匹狼の私にはこれは大変珍しいこと。感謝、感謝。
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