February 14, 2005

ズーラシア感想

心はレッサーパンダのデールちゃんやコウセイ君に骨抜きにされてフニャフニャ〜。

写真はレッサーパンダファンの夢の場面。
レッサーパンダファン垂涎

飼育員さんに甘えるデールちゃんです。
レッサーパンダにこんなに甘えられて、心から羨ましいですー。



★今回の見学会で発見したことは?
ズーラシアは生態展示という方式を採用していて、動物が身を隠すことのできる場所を必ず作ってあるという話が印象に残りました。
そのことから動物園という場所が、単に「動物の姿を見る」所なのではなく、姿が見えない時に「見えないのはどうしてか?」と考えることから更に深く動物について理解するきっかけを与えてくれる所である、ということを発見しました。そして、子供の理解を助けてあげるのも、動物園における親の役割の一つであることを知りました。

ズーラシアでは動物に関する基本的な説明の看板以外に、「Keeper's eye」というタイトルで動物の観察を助けるような季節の情報や赤ちゃん情報が展示されていたのが、読み甲斐があって効果的でした。

※補足…夜行性の動物が、動物園が開園している昼間の時間帯に動かないのは当然なのです。そして元々は野生動物である以上、眠っているときに敵から自分の身を隠すことも当たり前のことです。
動かないからといって客が通り過ぎてしまわないよう、夜行性であることを印象づけるような展示物を増やす、夜間に動いている姿をビデオで流す、などの工夫が必要だとあらためて感じました。


★今回の見学会でよかったことは?
以前にも増して、動物園に対する興味をもつようになったこと。動物そのものだけでなく、放飼場の配置や植生、働く人々のこと、多方面から動物園について考えられるようになったのが良かったと思います。
そして今回の見学会を通して、ただ与えられたものを見るだけでなく、自分から積極的に知ろうと行動することが大切だと解りました。

※補足…実は今回の見学会で動物園スタッフや同行者と語り合ううちに、スタッフの雇用問題や配置問題などにも話が及びました。
最近話題の北海道・旭山動物園のような機動性を見せられると、最近の動物園は体質も新しくなって活性化しているのかと思いがちですが、一般企業と同様、改善は容易じゃないようです。


★今回の見学会で残念だったことは?
質問したいことはたくさんあった筈なのに、いざという時に一つも思い出せなかったのが残念でした。特に放飼場の植物の種類について聞けなかったのが残念です。次の機会には、質問を忘れないよう紙に書いて持参するつもりです。


★その他
ズーラシアに入った途端、「うわー、ディズニーランドみたい!」と感じました。
植物と建物、石の彫像、さりげなく展示してある道具類。それらを全部合わせると、動物園というより博物館。いや、それよりもまるで遊園地みたいで楽しかったです。
ズーラシアを作った人々が何を大切に考え、どんな夢を持ってこの動物園を作り上げたのか、少しずつ調べていきたいと思っています。
Posted by redpanda at 06:11 P | from category: 色々な動物園 | TrackBacks
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