July 31, 2005

あっ、飼育員さんだ!

ブナ

愛想なんか皆無、カメラ目線なんかくれやしない――
そんな動物が突然立ち止まってキラキラした瞳でこちらを見ていたら……
動物の視線の先には飼育員さんがいるのです。

本日の江戸川区自然動物園のレッサーパンダ、ブナ君は群がる人間達には目もくれず、テリトリー内のパトロールに余念がありません。
そんなブナ君が、突然立ち止まった。
しかもこの表情で何かを熱く見つめています。

振り返ると、飼育員さんが通り過ぎるところでした。
そして再びブナ君の方を見ると、「飼育員さんがいなくなったのに立ち止まってなんかいられない」とばかりに、既に巡回を再開していたのでした。

秋から春にかけては動物園のスタッフの方々はお揃いの紫色のジャンパーを羽織っているので分かりやすいのですが、夏場にジャンパーは着られません。
今日の飼育員さんもグレイの作業着を着ていたのに、ブナ君には飼育員さんがちゃんと判別できていたんですね。
私はてっきり服の色で飼育員か来園者かを区別をしているのかと思っていたのに、ブナ君の判別能力はもっと奥が深いようです。

22:07:27 | redpanda | | TrackBacks