October 12, 2005
レッサーパンダの掌
今週放送予定のテレビ東京『ぽちたま』は、動物の赤ちゃん特集だったような気がする…。しかも先々週に見た次週予告には、レッサーパンダの赤ちゃんが画面に写っていたような気がする…。
なんだかとってもカワイイものが見られそうな予感がする…。
今、通勤の電車の中で『パンダの死体はよみがえる』(遠藤秀紀著 ちくま新書)という本を読んでいます。
動物の遺体を解剖し、そこから新たな真実を見つけようとする著者が、パンダの掌をはじめ様々な動物の解剖を通して発見した事を(ほんの一部分でしょうが)まとめてある本です。
詳しい話になればなる程、理解不可能に陥るのですが、本書の中ではレッサーパンダの掌についてもかなり詳しく解説されています。
レッサーパンダの有名な第六の指「偽の親指」(撓側種子骨)はジャイアントパンダと異なり、掌の骨と直接の接着はしていないそうです。
L字型をしており最大幅で10ミリくらいまで大きくなり、いくつかの筋肉や膜によって緩やかに位置を決められているとこのこと。
つまり掌に入って来た対象物に合わせて、種子骨は軽く位置を変えながら、対象物を手首側から保持するのです。
ってな事が書いてある本文の上には、レッサーパンダの掌の解剖写真も掲載されています。
白黒だから、あんまりよく判らないですが、カラーだとそれはそれでまた問題があるのでしょう。
書いてある事がサッパリ「???」なのでこの程度しか纏められないのですが、判らないなりに動物の進化の細やかさには関心させられます。
で、どこら辺に撓側種子骨があるワケ?
手で押すとフワフワと動くんだそうです。
ねえブナ君、掌を押させてくれない?
23:57:13 |
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