RedPanda Maniax

新種（珍種？）、ジャイアント・レッサーパンダ

このロン君、まだ一才未満のお子ちゃまです。
それなのに江戸川区自然動物園のレッサーパンダの中で最大サイズを誇っています。
オスで身体が大きい父親のブナが換毛中でヒョロヒョロなので、もはや他の追随を許さない程の巨体です。
毛がフサフサで丸々とした何者かが木の上を這うように動く様は、まるで毛虫と饅頭の合いの子みたいです。
しかも見るたびに大きく太くなっていくのです。

もしかすると突然変異で新種が生まれたのかも知れません。
よし、私が名前をつけてあげよう。
巨大なレッサーパンダということで、ジャイアント・レッサーパンダというのは如何？
え？単語の組み合わせが変だって？　却下？　残念！
ちなみに多摩動物公園の黄太郎もジャイアント・レッサーパンダです。
特に顔の大きさががジャイアント。 [more...]

今年は双子？

何の変哲もない、レッサーパンダの横向き全身写真。
でも私にとっては問題提起の写真なのです。
江戸川区自然動物園の美女レッサーパンダのユウユウ。
昨年7月中旬に初産で一人っ子を産みました。

レッサーパンダの出産は6,7月に集中します。
早ければ再来週あたりから日本各地で今年生まれの赤ちゃんが、この世に誕生するのです。
で、このユウユウ、どうも今年もお腹に子供がいるのではないかしら。
この体型、どう思います？

「イタチか？」と思ってしまうほど、元々はスレンダー体型のユウユウさんなので、昨年は妊娠に全く気付かなかったのです。
昨年は一人っ子だったということもあるのでしょう。
しかし今年はこちらも期待をしてみてしまう為か、ユウユウが丸々としているように見えてなりません。
今年はもしかして双子誕生？　期待しちゃうなぁ。

見つめるレッサーパンダ

今朝は開園時刻に合わせて江戸川区自然動物園へ。
ここのレッサーパンダ達は、開園時刻ころに室内清掃のため全員が放飼場に出されます。
部屋へ戻る扉が閉じられてしまうので、外をうろつかざるを得ません。

まだお客さんがいない動物園、ブナ、ユウユウ、ロン君みんな思い思いの場所でグルーミングしながらくつろいでいます。
木の上にいるロン君をカメラで狙っていて、ふと「ブナはどこにいるのかな？」と思ったら、…なんと、またもや私を観察しているではないですか！（本日撮影） [more...]

江戸川のレッサーパンダは立ちませんので

二週間ぶりに江戸川区自然動物園に行って来ました。
予想は出来ましたが、レッサーパンダの放飼場の前では親子連れが「レッサーパンダ、立てー！」コールを叫んでいました。
案外とお父さんが「立て、立て」と言うんですね。

しかし、ここのレッサーパンダは千葉の風太のように直立＆気を付けはいたしませんので、悪しからずご了承下さいませ。
絶対に立たないとは申しませんが、私が見るのは三ヶ月に一回くらい、ブナ君が放飼場内の植物の葉に向かって膝を曲げたまま中途半端に上半身を起こす程度です。

江戸川のブナと千葉市動物公園の風太君は叔父さんと甥という割合と近い血縁関係にありますが、顔も全然似ていないし、二ケ所の動物園はレッサーパンダ放飼場のレイアウトも全然違うから行動も自ずと違って来ます。
そんな訳なので、妻や子が引きこもる一方でいそいそと一頭で営業に勤しむブナ君に直立する事を要求しないで下さいね。

写真は夏に向かっての準備はバッチリ！という、換毛の進むブナ君です。
すっかり細身になって、心なしか涼しげですね。
尻尾をよく観察すると、根元部分の最近生えた色鮮やかな夏毛と、先端部分の白っぽい古い毛が見分けられます。
ああ、ブラッシングしてあげたい。（2005年5月中旬撮影） [more...]

懲りないロン君

あああっ！ロン君が痛そうな顔をしています。
背後から羽交い締めにして、ロン君の首の後ろ（後頭部？）に噛み付いているのはブナパパです。

ブナが本気を出すとパンダ相撲の勝負は一瞬で決まってしまい、ロン君はいつも耳の後ろあたりを噛まれて「ピィー」と悲鳴を上げています。
見ていると痛そうなのですが、しばらくすると痛さを忘れるのか、すぐにブナ君に勝負を挑んでしまうロン君なのです。

ロン君がブナとレスリングをしたくなると、ブナの目の前でコロンと転がって真っ黒なお腹を見せます。
「遊ぼ！」と言っているようで、それは可愛らしいです。（2005年3月中旬撮影）