February 22, 2005

姚家坪レッサーパンダ繁殖基地

久しぶりにYahoo!中国でニュース検索をしていたら見つけたのですが、中国・雲南省の貢山という場所に、あまり知られていない「姚家坪小熊猫繁育基地」というレッサーパンダの施設があるようです。
設立されて4年、交通の不便な高地に常駐スタッフが2名という厳しい環境の下、昨年は子パンダ8頭の生育に成功して、現在は21頭が飼育されているとのことです。

飼育員氏の語るところによると、基本は1雌2雄の組み合わせで12月末に選別して獣舎に入れ4月になったら雄だけ取り出し、母猫(と書いてある)を脅かさないように観察しながら、子供が産まれたら四ヶ月後にようやく取り出すとのこと。
生まれてから四ヶ月の間に食殺される子供も多く、昨年は13頭が誕生したものの生き残ったのが8頭だったそうです。

中国語のサイトを見ていると、「小熊猫」と書いてあってもジャイアントパンダの赤ちゃんの記事だったりして肩すかしを喰らうことも少なくありませんが、本場大陸の方にレッサーパンダ専門の施設があって研究が行われているというのは、ファンとして大変嬉しく思った次第です。
(中国語のサイトは中国語簡体字のフォントがインストールされていないと文字化けしますが、写真だけは見られると思います)

13:37:00 | redpanda | | TrackBacks