May 01, 2004

千葉動物公園のハナちゃん

千葉ハナ

今日の写真は5/1に千葉動物公園で撮影したレッサーパンダのハナちゃん。
いや、名前の表示はなかったのだけれど、横で見ていたお子様がそう言うものだから(お子様曰く「前に来た時には“はなちゃん”って書いて貼ってあったの!」)。
朝11時から夕方4時まで粘って撮影できた中で、一番いい写真がコレ。

この、千葉動物公園。ここに今春、新しいレッサーパンダが入居するという情報をキャッチした。
しかもそれは、江戸川のブナ君の甥っ子パンダ「風太(ふうた)君」だというのだ。
5/1は千葉でゴスペラーズのライブもあるし、動物園からライブ会場まではモノレールで20分程度で行けるし、これは風太クンに会いに行かねばなるまい。

でも、行ったら風太君のまだ展示は始まっていなかったのねー。
いや、確かにコレから展示しますよという徴候は見られたのだ。
先に書いた名前の表示。確かに表示板が一枚、何も貼られないまま設置されていたのだ。
なんとなく、パンダの名前を追加する為に今まで貼付していた表示を外したような気がするのよ。
まったく、こんなことなら動物園に電話で確認してから行けっつーのよ、自分。

で、写真のハナちゃん(この名前、本当なのだろうか)、掌を丹念に舐めています。
この写真はデジカメを頭上高くで構えて、モニターを見ながら撮影しました。
チラッと見せてくれた顔はなかなかカワイイのだが、5時間ずっと東屋から出てきませんでした。

そしてこの東屋の高さが微妙なのだ。
私の身長(153cm)だと床に寝そべるハナちゃんのおでこがやっと見える。
横にいたお子様は「耳しか見えない」と仰っていた。
たぶん成人男性の身長ならば床面まで見え、ハナちゃんの全身を見る事ができるのだろう。

レッサーパンダは昼間は眠ったりタレたりしていることが多い動物です。
それならば寝っ転がった状態のレッサーパンダをきちんと観察できるような展示方法を考えようよ、ねえ。
別に丸見えにしろと言っているのではないの。
ただ東屋の床の高さをあと50cmくらい低くしてくれれば、レッサーパンダが寝転がっていてもそのカワイイ姿を子供も私も見られるのよ。

そういうちょっとした工夫が動物園のリピーターを増やせるかどうかの分かれ目のような気がします。
それにしても、この日アタシは気付いたね。レッサーパンダ不人気の理由。

昼間に寝てるから。
ぬいぐるみが本物より可愛く作れない唯一の動物であり、トコトコと歩く姿だけで多くの婦女子が高い声を上げて喜ぶレッサーパンダであるけれど、夜行性なものだからなかなか一般の人々に寝転んでいない姿をご披露する機会がないのだ。

01:18:00 | redpanda | | TrackBacks