February 11, 2006

紅の熊猫

中国アリババ.com、2月10日配信の記事
「紅熊猫----中国では“山の上の子供”と称する」

「紅熊猫」またの名を「小熊猫(レッサーパンダ)」、まさにこの呼び名のため多くの人々はいずれも「小熊猫」を「大熊猫(ジャイアントパンダ)」の赤ちゃんのことだと誤解している。
更に紅熊猫は「九節狐」とも呼ばれており、その理由はそれらの尾が黄紅交互の九つの縞模様だからである。

臥龍ジャイアントパンダ研究センターの小熊猫館において、あなたはそれらの風体に接する事が出来る。
それらは人類の友達のようであり、あなたが紅熊猫館で飼育員に手渡される果物やビスケットなどそれらが好む食物を掌に乗せれば、それらは自らあなたの元へ駆け寄って来る。
時には食べ物を食べ終えても離れず、まるで小さな子供のように振る舞い、飼育員が食物で誘って、ようやくあなたは抜け出す事ができるのだ。
でも心配しないで。それらがあなたを傷つけることはありえないから。

紅熊猫の分布はジャイアントパンダより広く温帯の森林地帯を主とし、ネパールから東へ、ヒマラヤ山脈、ミャンマー北部を通って中国に至っている。
紅熊猫はもう一つジャイアントパンダと異なる点があり、それらは巣を持ち、孤立した生活を好むジャイアントパンダのようではない。
フランスのデビッド神父は「中国人がそれらを“山の上の子供”と呼ぶのは、それらの鳴き声が子供のようだからである」と語っている。

紅熊猫はほぼ竹だけを食べているが、ジャイアントパンダのように竹の茎まで食べる事はせず、季節によっては竹の葉かあるいは筍だけを食べる。
これ以外に、秋には野生のサクランボやスグリ、及び少量の他の果物を食べている。 [more...]

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February 10, 2006

春節の台北市立動物園

中国ニュースネット、2006年2月6日配信の記事に寄ると…

台北市立動物園は台湾における春節休暇期間の遊覧客動員数、全国第二位に輝きました。統計に寄ると旧正月から八日間の来園者数は合計35万人で、昨年の同時期に比べ約2万人増加しています。両生類・爬虫類館、コアラ館、皇帝ペンギン館など人気の施設に加え、園内の内容を新しくしたこと、好天に恵まれたこと、交通の便が良くなったことなど、全てが来園者増加の要因になっています。コアラの第二子誕生や、新たに導入したレッサーパンダなども貢献しています。 [more...]

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September 09, 2005

脱走しました、しかも三頭

人民網(www.people.com.cn)、9/5の記事
三頭のレッサーパンダが「こっそり逃げ出し」、その後、お帰りいただく

『海峡都市報』の「三頭のレッサーパンダがいない!」という記事によると、9月2日の午前7時、福州のパンダワールドで飼育係は出勤して眼前の風景に呆気にとられた。
レッサーパンダ館の鉄柵の内側は空っぽではないか。

十数名の飼育係があちこち探し、二頭が樹上に、一頭が建物の屋根にいるのを発見した。素早いおチビちゃん達と追跡者の「かくれんぼ」が始まった。
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August 26, 2005

レッサーパンダ三姉妹の体操ショー

中国 海峡都市報2005/8/13の記事より

「レッサーパンダ三姉妹、満一歳の誕生日の体操ショー」
玉乗り
(画像クリックでこのニュースのページが別ウィンドウで開きます)

福州ジャイアントパンダ研究センターで昨年生まれたレッサーパンダ三姉妹のニュースは、当ブログでも何度か紹介しています。
母親の育児放棄により人工飼育で育った三姉妹が、このたびめでたく満一歳の誕生日を迎え、体操ショーをお客さんに披露したそうです。
今回は記事の概略のみ、お届けします。 [more...]

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July 25, 2005

「かまどの地」でも野良レッサーパンダ

中国のニュースサイト、newsphoto.com.cnで掲載された記事から
(ニュース系サイトは掲載期間が短い上、このページは表示まで数分間を要します)

newsphoto.com.cn
▲当該サイトの画面キャプチャです。
小さく見える画像の左上から、(1)樹上で怯えるレッサーパンダ、(2)珍しそうに見上げる村民達、(3)動物園のスタッフが麻酔を準備する、
下段左から、(4)落ちて来るのを受け止める為にマットを広げるスタッフ達、(5)レッサーパンダが落下する瞬間、(6)動物園のスタッフがレッサーパンダを捕まえた。

以下、丁寧に翻訳している余裕がなかったので、本文記事の概略のみ。

2005年7月19日に中国は重慶、民家の庭先でレッサーパンダが見つかりました。
犬に吠え立てられ、高い樹の上に登ってしまい、危険なので人間では捕まえに行く事ができません。

そこで重慶市動物園の飼育員が呼ばれ、約1メートルの金属管と麻酔入りの注射器が準備されました。
注射器にはそれぞれ0.6ミリリットルの薬が入れられ、その量は即効性があり、しかも生命には危険のない量です。
更に落下時の怪我を防ぐ為に、樹の下には安全マットが広げられました。

二本目の注射器が命中し(たらしい)、樹の下の四名のスタッフがマットの位置を調整し、レッサーパンダを無事に捕獲しました。
飼育員によると、彼は吹き矢の妙技を磨く為に四年間を費やし肺活量を鍛え、注射器を金属管を使って吹き、有効射程距離は10余メートルに及ぶといいます。

重慶は高温多湿でレッサーパンダにとっては致命的ともいえる環境です。
ここ数日の気温は人間にも耐えられないほどで、このまま放っておくとレッサーパンダは熱死する可能性が高かったのです。
この大人のレッサーパンダは違法に運ばれて来た可能性が高く、更なる調査が必要です。 [more...]

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